2008/5/8
米国デュポン社と大日本スクリーン製造株式会社は、有機ELディスプレィ製造技術の開発で提携すると発表した。両社は、過去3年以上にわたって可溶性低分子発光材料の塗布技術の共同開発を進めており、大日本スクリーンが開発した「ノズルプリンティング法」に、デュポンの可溶性低分子有機EL素材を組み合わせた製造技術を確立した。間もなく、ノズルプリンター装置の生産モデル1号機が完成するとのこと。
2008/5/7
三菱重工業は、半導体メーカのロームや印刷会社の凸版印刷などと提携し、有機EL照明のパネル事業に本格的に乗り出すと発表。近く山形県米沢市に製造会社を設立し、2008年内にもパネルの生産を開始する。同社は、生産技術の見直しで5年後をめどに蛍光灯とほぼ同等の価格を実現するとのこと。
2008/4/30
四川長虹顕示技術有限会社により中国で初となる有機EL生産ラインの着工式が28日に成都市で行われた。投資総額は7億500万元、年間OLEDディスプレイ生産量は1200万枚(1インチ換算)、2009年第1四半期に竣工し生産に入る。用途は、携帯電話やMP3など。このプロジェクトの投資主体である四川長虹顕示技術有限会社は、昨年12月に四川長虹と成都高新投資集団有限会社の共同出資により設立され、双方の出資額はそれぞれ3億6000万と2億4000万元。
2008/4/16
株式会社カネカは、大阪大学に「カネカ・エネルギーソリューション共同研究部門」を創設。大阪大学と共同で研究するテーマの一つに、省電力技術として注目を集める「次世代有機EL照明デバイス」の開発を挙げている。この開発では、同社が太陽電池の研究開発で培ってきた薄膜形成技術を応用し、有機EL照明デバイスの発光効率の向上、長寿命化、製造プロセスなど基盤技術の開発を行う。今回の共同研究は、大阪大学が民間企業と研究連携を図るために設置した「共同研究講座制度」を活用したもの。カネカより研究資金の拠出と研究者の派遣、大阪大学からは研究施設の提供と研究者の派遣を行い、共同研究を推進する。期間は2008年より3年間、研究人員は初年度8名、拠出額は約5000万円/年である。
ソニーは、米ラスベガスで開催中の米放送業界のイベント「2008 NAB Show(NAB)」で業務用ビデオ・カメラに取り付ける有機ELを使った外付けタイプの11型ビューファインダー「HDVF-EL100」を発表した。HDVF-EL100に使用されるパネルは、同社製の有機ELテレビ「XEL-1」に搭載のものとほぼ同じとのこと。解像度は960x540画素、価格は未公表、2008年中に出荷を開始予定。